2014年10月10日より愛用してます iPhone 6 plus 。
見様見真似で簡単シンプルなオリジナルカバーを作ってみましたので紹介します。
使用した革は、植物タンニンなめしのヌメ革の表面に撥水性を持たせたサドルレザー。
馬の鞍に使われる種類の革で、表面がつるっとしてツヤがあります。
使うほどにいい感じの飴色に変化する事が期待できます。
１枚革のカバーなので、弾力性を考慮し、iPhone の薄さを邪魔しない厚さ、 ２ミリ。
今回はしっかり図面も作成。
iPhone とカバーの間にカードを１枚収納出来るポケット有り。
頻繁に使うカードはサッとだして、スマートに使えます。
Suicaなど非接触ICカードを使う場合には、ICカード読み取りエラー防止シートを一緒に入れる必要があり、シートの厚みによっては入らない可能性あり。
幅170ミリ高さ160ミリの大きさ。
大きな１枚革を購入するのはちょっと勇気が要りますので、はぎれを製革所直営の協伸オンラインショップで購入。
A4用紙の大きさで、¥840 + 税 + 送料 = ¥1,071でした。
余った革で同仕様のiPhone 5 のカバーを製作可
折れ目の部分の革を薄く削ぎます。
革を折り曲げて小さなカンナを使って削ぎました。
あまり深く削ぐとブラブラになってしまうので軽めで。
使い込めば自然に折れ目に癖がつきます。
型紙に合わせてポンチ。
板バネを利用した刃物で角丸に切断。
紙やすりなどで、切断面を整えて。
革の裏面の毛羽立ちを抑える糊のようなトコノールを塗布し、ぼろ布で磨く。
ソリなどが出るので、平らなところで板などに挟んで乾燥するまで、小一時間放置。
カードの収納部分iPhone取り付け部分を兼ねた部品を作成。
カバーとiPhoneは両面テープで固定。
使用したのは、NITTO No.5000NS 再剥離可能タイプ
カードの大きさより多少大きくすることで２枚収納も可
市販されているカバーは左開きなのですが、このカバーは、反対の右開き。
カバーを折りたたんで撮影することでカメラの穴を省略できました。
折りたたんだ部分を持つことで撮影時の安定感アップ。
ロゴの押し印の道具
銅板にエッチングで作成してもらったロゴ
カードの収納部分
右開きなのでボリューム、マナースイッチにアクセスフリー
反対側のスリープボタンはカバーの上から。
